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水処理設備


水処理設備とは
Water Treatment Equipment

別項でご紹介したように、日本の地下には多くの水が眠っています。ですが、場所ごとにその性質は大きく異なり、お客様が望まれる水質とは限りません。井戸の深さやその土地の成り立ちなどで、不純物が混じっている事もあります。
飲用や浴用などに用いる場合は法令の定める処理・基準を満たさねばなりません。また、特定の条件を満たす居住施設などの場合、専用水道・簡易専用水道として自治体に届け出をしなくてはいけない事もあります。
また、温浴施設に使う場合は加熱するボイラーが必要な事もありますし、逆に熱源として使われる場合は適切な熱交換器などを用意する必要があります。
このような場合に、お客様が望まれる用途に相応しい水質・水温に改善するのが、水処理設備の役割です。

  • 砂や一般的な不純物
    活性炭などのフィルターを用いて除去します。濁度と呼ばれる濁りもこれである程度取り除けます。一次処理としてまず行われる濾過処理です。
  • 微生物や一般細菌、大腸菌、ウイルスなど
    精密濾過膜(MF膜)を用いて除去します。微生物や細菌、一部のウイルスを除去することが可能で、一般にはこの処理の後、必要に応じて塩素注入などを行い、飲用水として用いられます。また特にきれいな水が必要な場合は、限外濾過膜(UF膜)や逆浸透膜(RO膜)を用いる事もあり、特にRO膜では全てのウイルスだけでなく、水中に溶けている多くの分子、イオンですら除去でき、ほぼ純水を取り出す事が出来ます。そのかわり、処理速度が遅く、また高コストとなります。
  • 鉄とマンガン
    日本の地下水の場合、その成り立ちからほぼ鉄とマンガンを含んでいます。雑用水として地下水を利用する場合、この鉄とマンガンが多いと配管の目詰まりや接触物の着色など多くの問題を引き起こします。無論、飲用に使う場合、大量に摂取すると循環器障害や神経障害などを引き起こすため、高濃度の場合は濾過が必須です。
  • 硝酸態窒素及び亜硝酸窒素
    ニトロアミンという発ガン性物質のもととなる物質で、特に乳幼児への悪影響が高いとされています。本来は地下水ではほとんど含まれない物質ですが、畜産物の屎尿や農薬などから地下水が汚染される事があります。MF膜では濾過できない為、他の手段が必要となります。
  • カルシウム・マグネシウム
    硬度とも呼ばれ、軟水か硬水かの指標になりますが、カルシウムの過剰摂取は様々な健康障害の原因となります。また配管を狭窄させる原因ともなりますので、大量に地下水を使用する場合(特に温泉井戸など)では対策が必要となります。
  • その他
    銅・アルミニウム・亜鉛などの金属や、塩化物イオンなども検査項目に含まれます。また、臭気や色度も同様です。
  • 加熱・熱源利用など
    その他、温浴施設など加熱が必要な場合には、ガスなどを用いるボイラーを取り付けます。逆に、地下水自体を熱源とする施設では、熱交換器などを用います。また、炭酸風呂(炭酸泉ではない人工のもの)や水素風呂などの温浴施設の特別なお風呂では、それに相応しい充填機を設置します。

このように、地下水には様々な物質が含まれている可能性があります。厳しい水質が求められる飲用だけでなく、工業用水や農業用水として使う場合でも、それに相応しい水質にしなくては様々な問題が発生しかねません。山西サク井設備では、当社提携の複数のプラントメーカーと協議を重ね、本当に最適な水処理設備を設計、お客様が求められる水質と水量を、できるだけ低コストで実現致します。また、複雑な行政手続きも専任のスタッフが対応します。その他、加熱・熱源利用の場合も対応できますので、ご相談下さい。